彦根市観光協会主催イベント「玄宮園で虫の音を聞く会」が今年も始まりました。9/1(日)〜 9/30(月)の期間限定で、場所は場所は彦根城内・玄宮園。今月から「ひこね夢灯路」としてライトアップされた彦根城まで遊びにいってきました。日曜日にもかかわらず日中はあいにくの雨模様。そのため人は少なかったのでゆっくりと過ごす事ができました。

■ 「玄宮園」ってなにそれ？！

旧彦根藩主「井伊家」の大名庭園「玄宮園」は、江戸の文化の贅を尽くした池泉回遊式の庭園です。この玄宮園から眺める国宝天守と名月は、格別の美しさを誇ります。 （※彦根市観光協会WEBページより）
最近ではNHK大河ドラマ「江」の第１話や映画「大奥」のロケ地にもなっている庭園で、彦根の代表的な観光地の１つです。

■ ひこにゃんがデザインされた行灯に意外と興奮？！

入り口で入場料（大人）¥500、（小・中学生）¥200を払って入場します。ひこにゃんがデザインされた行灯を受け取って玄宮園に入ります。ひこにゃんにそんなに愛着はない僕のですが、ひこにゃんの図柄で思ったよりほっこりとしました。そしてこの行灯が役に立ちます。夜の玄宮園は足元もライトアップされていますが、やはり暗いため、歩く際にはお気をつけ下さい。

■ 王道！赤い長椅子で虫の音を楽しむ

入り口から奥へ歩いていくと、公式パンフレットでも映っている赤い長椅子が並べてあります。ここから彦根城の天守閣がきれいに望めますし、虫の音を楽しむことが出来ます。ですが、うらひこね的おすすめ場所は「彦根藩主の席」です。

■ 彦根藩主が座っていたとされる場所から見る景色は必見！

玄宮園では、抹茶＆茶菓子（¥500）を提供する休憩処があります。さすがに地元市民の方はご存知の方が多いと思われますが「藩主の席」と呼ばれるスペースがあります。僕は・・・もちろんそんなこと知りませんでした。たまたま一番景色のよい場所に座ってみたら女将さんに「藩主の席」だと教えてもらいました。時代が時代では座ることは許されないでしょうか。目の前には玄宮園の景色、奥には橋が架かっているのが望めます。そのさらに奥に見えるのは滋賀県で一番高い山・伊吹山。伊吹山からの澄み渡った水が橋の下の川を通って玄宮園の池に流れている様に見えます。さすがに夜には暗くて伊吹山を望むことが出来ません。そして、背には当時、彦根藩主が住んでいた彦根城天守閣が遮るものがなく楽しめます。ここは玄宮園に行った時は、ぜひ藩主の気分を味わってはいかがでしょうか。

■ 割引券があります（※印刷必須）

実は、彦根市観光協会のWEBページをのぞいてみると「玄宮園で虫の音を聞く会」割引情報がありました。残念なことに割引情報はプリントアウトして入り口に持っていかないと適用されませんのでお気をつけ下さい。もちろん、スマートフォンで割引ページを提示しても無効です。（※ 私の場合は無効でした。）ぜひとも、スマートフォンで割引画面を提示しても有効としていただきたいですね。

■ 9/19（木）は中秋の名月！

彦根城の公式パンフレットに記載されている月のカレンダーを見ると、9/15（日）〜9/21（日）が月がきれいに見れるそうです。特に9/19（木）は中秋の名月で一番の見どころです。ぜひ行くならばこの時期を狙ってみてはいかがでしょうか。